• 最適な機器を選定でき、コストカットを実現できる。
• サービスの質を向上させることができる。（遅延の原因を調べ、対処する）
• 問題が発生するのを事前に防げる。

• タスクとプロセスとスレッドの違い
• TCP状態遷移(LISTENINGやESTABLISHEDやTIME_WAITなど)
• メモリーのスラブキャッシュ(Slab)とは(/proc/sys/vm/drop_caches)
• BPF(eBPF)とは

• CPUの流れ(wait)
• ライトキャッシュとライトバックによるディスクパフォーマンスの違い
• ハイパースレッドとは。有効にした方がパフォーマンスはよいのか
• NUMA

問題発生時の原因特定のためには、秒間隔で調査するために、コマンドを知っておく必要があります。
監視ツールだと１分間隔や5分間隔でしか確認できないです。

• vmstatコマンドの見方。まず全体的な傾向を確認
• dstatコマンドの見方。1秒間隔でシステム全体のCPU、メモリ、IO、トラフィックなどを確認
• topで、プロセスごとのCPU使用率やメモリ使用率などを確認
• sarコマンドで、過去のパフォーマンス状況を確認

• Linux メモリー状況の確認(コマンド比較 free, sar -r, dstat, vmstat, top)
• Linux Swap状況確認(コマンド比較 free, sar -W)
• Linux CPU状況の確認(コマンド比較 top, mpstat, sar)
• Linux ロードアベレージ確認(コマンド比較 uptime, w, top, dstat, sar -q)
• Linux Disk IO状況確認(コマンド比較 sar, iostat, iotop, dstat)
• Linux ネットワーク確認(コマンド比較 sar, bwm-ng)

• Netflixのperformance engineerがサーバログインしてから最初の60秒で確認する内容
• Brendan D. Gregg http://www.brendangregg.com/

Linuxサーバの性能は、OSで設定できるのは、カーネルパラメータくらいです。
最近は、ハードウェアの性能も上がり、カーネルパラメータもよほどの高負荷でなければ、デフォルトで大丈夫ですし、
全サーバ共通の決まった設定をしておけば大丈夫です。

Linuxサーバの性能は、ハードウェアによって、決まってしまいます。
つまり、選定が重要です。ハードウェアに詳しくなりましょう。

• 高負荷・大規模システムのLinuxカーネル・チューニング(/etc/sysctl.conf)
• /dev/randomによるエントロピー枯渇の対策(rngdや/dev/urandomを使う)
• Linuxのファイルディスクリプタの確認・設定

• stressコマンドで、CPU・メモリ・ディスクの負荷テスト

• ddコマンドで、簡易書き込みテスト
• openssl randコマンドで、簡易書き込みテスト
• vdbenchで、IO負荷テスト
• fioでディスクIOのパフォーマンスを確認(おすすめ)
• Bonnie++でディスクパフォーマンス測定（オススメ）
• hdparmでディスクパフォーマンス測定

• PassMark PerformanceTestで、CPUパフォーマンスの確認

• iperfの負荷テストで、ネットワークのスループットを確認

• Windowsパフォーマンスモニターの見方

• Apacheのserver-statusでリソース監視
• NginxのServer-statusでリソース監視
• HTTPの処理時間を計測
• PHPを利用する場合のWebサーバ比較（ApacheかNginxかLiteSpeedか）

• ApacheのMPM設定(preforkかworkerかevent比較)
• Nginxのパフォーマンス設定
• PHP-FPMの設定（パフォーマンス対策）

• abでWeb負荷テスト
• httperfでWeb負荷テスト

• Postfixの送信状況確認

• Postfixのsmtp-sourceとsmtp-sinkでSMTP負荷テスト
• MailCatcherで、テストメールをブラウザーから確認

• jstatで、Javaヒープ調査

• テレメトリーによるネットワーク機器監視

ストレージは、各ベンダーの監視ツールが充実しているので、それを利用するでいいと思います。

• 問題になりそうなパフォーマンスを事前に把握し、障害になる前に対応するため
• システムの問題をなるべく早く検知し、対応するため

5分ですか？ 僕は、最低でも1分間隔で行いたいと考えています。
さらに問題発生時に調査をしやすいように、秒間隔でも取得しておく必要があります。

１つの監視ツールで全てが正しく、監視できればいいですが、
なかなかうまくできないものです。
また、有料の監視ツールで全てをやろうとするとコストが高くなってしまうので、開発環境は別のツールということもあります。
僕は、ツールの特性にあうように複数の監視ツールを使うようにしています。

• 監視ツールの選定メモ
• 監視項目一覧(Linux/Windows/ネットワーク機器/ストレージ)

一般的な監視ツールでは対応できない場合は、自作します。
例えば、秒間隔で監視したいとか、プロセス状況を監視したい場合には自作する必要があります。

可視化(グラフ)のない監視