システムパフォーマンス入門

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· 最終更新: 2023/06/08 by kurihara


Postfixの送信状況確認

Postfixのログのstatus

sent 送信成功
deferred 一時的に相手側から拒否されている
時間を置いてから再送すべくキューに格納
・クォータ超えで一時的に拒否された
・流量の多さから相手から一時的に拒否された
・相手サーバへの接続がタイムアウトした
bounced 相手サーバから拒否された
相手先が存在しなかったなどの理由で、
バウンスメールを送信者に返す
・クォータ超えで拒否された
・流量の多さから拒否された
・スパムサーバと判断されて拒否された
・メールアカウントが存在しなかった
・そもそも接続先のメールサーバが存在しなかった
expired 再送をしても最終的に特定の時間bounce_queue_lifetimeに送信できなかったので、
バウンスメールを送信者に返す
  • 最終的にメールが到達しなかったと判断できるのは bounced と expired です。
  • 「メールボックスのクォータ超え」のようなものについてもこの数に入ってしまう。


確認内容

/var/log/maillogをtd-agentで、OpenSearchに格納(7日間)
Redash(オープンソース版もあるBIツール)

日別メール破棄率グラフ status=expired/status=sent
日別メールバウンス率グラフ status=bounced/status=sent
日別メール破棄数グラフ status=expiredの数
日別メール一時的遅延率グラフ status=deferred/status=sent
queue滞留率 4時間滞留しているメールの数
12時間滞留しているメールの数
※delayのフィールドから取得可能
ドメイン別の遅延率 遅延率・遅延数
  • 問題視せねばならない変化というのは、「何度再送してもうちからのメールを受け付けないメールサービスが登場した


参考


· 最終更新: 2023/06/08 by kurihara

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