目次

ddコマンドで、簡易書き込みテスト



概要

ddコマンドを利用することで、簡易の書き込みテストを行うことができます。
/dev/urandum以外にも、/dev/randumや/dev/zeroもありますが、/dev/urandumでいいと思います。


OSキャッシュを無効化

ディスクの性能測定をしたい場合、OSキャッシュ(メモリー)を無効にしましょう

dd if=/dev/urandum of=test_1G    bs=1M count=1000  oflag=direct


ddコマンドテスト例

dd if=/dev/urandum of=test_10M   bs=1M count=10  oflag=direct
dd if=/dev/urandum of=test_100M  bs=1M count=100  oflag=direct
dd if=/dev/urandum of=test_1G    bs=1M count=1000  oflag=direct
dd if=/dev/urandum of=test_2G    bs=1M count=2000  oflag=direct
dd if=/dev/urandum of=test_5G    bs=1M count=5000  oflag=direct
dd if=/dev/urandum of=test_10G   bs=1M count=10000  oflag=direct


ddテスト実行例

ブロックサイズ1M x 100個
# dd if=/dev/urandum of=test_100M   bs=1M count=100    oflag=direct
100+0 レコード入力
100+0 レコード出力
104857600 バイト (105 MB) コピーされました、 0.458578 秒、 229 MB/秒

229 MB/秒の書き込み性能


ブロックサイズ1M x 100個

通常は、/dev/urandumでやります。

# dd if=/dev/urandom of=test_100M   bs=1M count=100    oflag=direct
100+0 レコード入力
100+0 レコード出力
104857600 バイト (105 MB) コピーされました、 8.69703 秒、 12.1 MB/秒

12.1 MB/秒の書き込み性能


ワンライナーで複数回
for i in {1..5} ; do sleep 1 ; dd if=/dev/urandum of=test_10M   bs=1M count=10  oflag=direct  |grep MB ; done